韓国・龍仁ゴルフ場前の焼肉店で何が？…21人集団感染

韓国キョンギ（京畿）ヨンイン（龍仁）市チョイン（処仁）区レイクサイドゴルフ場前の焼肉店で1日に21人の新型コロナ感染者が発生した。

一体何があって一度にここまで多くの感染者が発生したのか。

この焼肉店では今月17日、2つのグループによる食事利用があった。1つは焼肉店の後ろにあるゴルフ場でラウンドをした後に開催された某大学の親睦会だ。

もう一つはソウルから来た知人家族の集まりだった。

28日ソウル市とキョンギ道、ソンナム市、ヨンイン市などによると、今月17日にヨンインのゴルフ場で某大学の外部者対象教育課程を受講している人たちが参加した親善ゴルフ大会が開かれた。

その後5日後である22日、この大会に参加したA氏（40代）が最初に新型コロナ感染の判定を受けた。

続けてソウル11人、ソンナム3人、アニョン1人、キョンギクァンジュ1人、ヨンイン1人等が感染した。

このゴルフ大会には80人が参加し、ラウンド後、焼肉店で団体で食事をしたが、食事の席を共にした人々の中で18人が感染判定を受けたのだ。

n次感染も発生した。ソウルではゴルフ大会参加者の知人1人が感染し、ソンナムでも集まりの参加者家族6人が感染判定を受ける等、13人の感染が追加で確認された。

この日ソウルから来てこの焼肉店で食事をした「知人家族の集まり」からも3人が感染した。

しかし彼らはゴルフ大会の参加者とは違うグループであることが確認された。

そのため防疫当局はこの2つのグループの相関性をまだ特定できずにいる。

またこの2つのグループを関連付けることは現時点では難しい状況だと伝えられた。

しかし焼肉店の従業員らが2つのグループの参加者たちと接触した可能性も含めて疫学調査をしているとのことだ。

ソウル市の関係者は「ゴルフ大会と知人家族の集まりが同日にあった事実は確認したが、どのようなルートで感染状況が発生したのか等は疫学調査中なので、現時点で具体的に確認できている部分がない」と述べた。