ポンペオ長官は去る21日(現地時間)、国務省の会見で“文大統領が言及した「終戦宣言」が、北朝鮮の核放棄なしに可能か”という質問に「北朝鮮の非核化や北朝鮮住民たちのより明るい未来に関する一連の事案に対して、北朝鮮と韓国間の状態を変える文書が含まれていると考える米国の立場には、全く変わりがない」と答えた。
つづけて「我々は世界平和と安定、北朝鮮住民たちのための重要で良い結果があると信じている」とし「我々は再び(非核化協議の)テーブルに戻り、肯定的には韓国大統領が言及したもの(終戦宣言)へとつながる真剣な話し合いが始まることを願う」と語った。
この発言は、「終戦宣言」が「非核化」に先立つことはできないものとして、文大統領の終戦宣言の提案に反対するものではないかという見方もされている。
韓国統一研究院のホン・ミン北朝鮮研究室長は今日(23日)、韓国総合ニュース通信社“ニュース1”とのインタビューで「これは原論的な答弁だ」とし「米韓が終戦宣言において、互いに争っているのではない」と語った。
ソ・フン国家安保室長は去る14日 訪米した時、終戦宣言は北朝鮮と米国がそれぞれ主張している「先 体制保障・後 非核化」、「先 非核化・後 体制保障」よりも低い段階での“政治的宣言”として、比較的 達成しやすい目標と認識され、また“体制保障・非核化”という最終合意に進むための「足場」だという主旨の話をしている。
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