今月13日、国会の科学技術情報放送通信委員会が政府機関を対象にオンラインで行った国政監査の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
今月13日、国会の科学技術情報放送通信委員会が政府機関を対象にオンラインで行った国政監査の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国会の科学技術情報放送通信委員会は23日の全体会議で、東京電力福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む処理済み汚染水について、日本政府に安全な処理対策の策定を促す決議案を採択した。 同委員会は決議で、「汚染水の安全性が確立されていない状態で日本政府が海洋放出を計画していることに強い遺憾の意を表明する」とした上で、「国際社会と近隣国の同意のない放出推進を中断するよう厳重に促す」とした。 国際原子力機関(IAEA)に対しては、日本政府に合理的な決定を積極的に勧告するよう促した。 また、韓国政府に向け「韓中日などが加わる調査機関をつくり、汚染水処理の安全問題を検証してほしい」としたほか、政府レベルで日本政府と多角的な協議を行うよう求めた。 同委員会は26日に在韓日本大使館へ決議文を届ける方針だ。
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