去る15日 台湾の軍兵士と海岸警備隊員たちを乗せていたユニー航空の航空機は、香港から出発して東沙群島へ向かっている途中、香港領空の侵入を拒まれ、引き返した。
SCMPは、中国軍の消息筋からの引用で、その時 人民解放軍が南シナ海で空対空ミサイル演習を実施していたと伝えた。
当時、香港航空当局が台湾側に、高度2万6000フィートより下では、危険な活動が行なわれていると伝えたことで、旅客機は引き返さざるを得なかった。
匿名を要求した ある消息筋はSCMPに「ほとんどの旅客機は上空2万6000フィートの上を飛行するが、当時 台湾の航空機はプロペラ駆動のATR72であったため、その高さまで上昇することができなかった」と語った。
ATR72は、フランスATRで製作された短距離用航空機で、高度2万5000フィートまで飛行可能となっている。
次の日 厳徳発 台湾国防相は、中国海洋安全庁が演習に関して何も警告していなかったとして「国際航空秩序を破ってはならない」と反発した。
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