日本政府観光局(JNTO)が21日に発表した「2020年9月の訪日外国人数推計」によると、今年9月の1か月間で日本に入国した外国人の数は1万3700人だったことがわかり前年同月比で99.4%減少した。
JNTOによると、前年同月比訪日外国人の減少幅が99%を超えたのは今年4月以降6か月目だ。
これは、日本政府が新型コロナウイルスの流行に伴う防疫対策として、今年1月中国をはじめ、アジア、アメリカ、欧州など150の国に直近2週間以内滞在した外国人の入国を原則的に禁止する措置を取ったこととも関係があるようだ。
国別には9月の1か月間で中国人3000人が日本に来ており、ベトナム2700人、韓国1400人、となった。 これには日本に留学していた学生や技能実習生などの再入国事例も含まれている。
日本政府は新型コロナの拡散に歯止めがかかった韓国、シンガポールとは先月から業務上の出張など短期滞在目的の外国人の往来を再開したが、ヨーロッパ諸国の場合、第2波が流行中であるため、往来が現実化するのは難しそうだ。
こうした中、今年1~9月の訪日外国人数は前年同期比83.7%減の397万3200人と暫定集計された。
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