新型コロナウイルスの感染拡大により多くの若者が失業した=(聯合ニュースTV)
新型コロナウイルスの感染拡大により多くの若者が失業した=(聯合ニュースTV)
◇新型コロナで失われた若者雇用 4月42万人・9月50万人 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で雇用市場が冷え込むたびに、若者が最も打撃を受けていることが分かった。聯合ニュースが統計庁の雇用動向を分析した結果、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が大きかった4月には42万人、感染が再拡大した9月には50万人分の若者の雇用が失われた。統計庁の関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大で宿泊・飲食業、教育サービス業など対面サービス業種がとりわけ打撃を受けたが、これらの業種に若者が主に従事するために若者層の就業者数減少幅が大きかった」と説明した。◇新規コロナ感染者 連続2桁台も不安続く 政府が新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを第2段階から第1段階に引き下げてから1週間が過ぎたが、懸念されていた感染者の爆発的な増加は発生していない。最大のリスク要因だった秋夕(中秋節)と「ハングルの日」の連休を経て第1段階へ引き下げて以降も、新規感染者数がおおよそ2桁台を維持していることで、防疫当局は現在の局面を安定傾向にあると評価している。だが、首都圏を中心に各地で散発的感染が相次ぎ、決して緊張を緩められない状況だ。◇インフル予防接種後に死亡 3例目発生 仁川市でインフルエンザワクチンの予防接種を受けた10代が2日後に死亡したのに続き、全羅北道高敞郡で70代、大田市で80代男性が予防接種後に死亡し、当局が調査に乗り出した。ワクチンとの因果関係を最終確認する必要があるが、国民の間には不安感が広がっている。疾病管理庁は、現在のところ今回の件とワクチンの予防接種との関連性は確認されていないと明らかにした。◇ロシアのハッカー 平昌五輪2カ月前からハッキング試みる 2018年の平昌冬季五輪当時にハッキングを行ったロシア軍情報機関のハッカーらが、開幕の約2カ月前から犯行を準備していたことが分かった。ハッカーらはネットワークへの侵入を試み、偽の電子メールやモバイルアプリなどさまざまな手段を動員して数百カ所を対象に情報を盗み取ろうとしたとされる。20日(現地時間)に米司法省が公開した起訴状によると、米当局が起訴したロシアのハッカー6人は平昌五輪開幕の約2カ月前からハッキングの準備に着手した。
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