2004年に中国に進出したタレントのチャン・ナラが、初のソロコンサート前の8日午後、韓国の取材陣向けに記者会見を開いた。コンサートは韓中国交正常化15周年記念として、8～9日に北京展覧館劇場で行われる。チャン・ナラは国交正常化15周年記念大使を務めており、4月に中国の温家宝首相が訪韓した際にも盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領主催の夕食会に出席している。今回のコンサートも文化使節として両国の和合の場にしたいと考えているいう。
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以下は一問一答。
―中国でドラマに出演し、アルバムを2枚出してから約3年間活動してきましたが、今回ようやく初めてのソロコンサートを開くご感想は。
「ショーケースの形でのコンサートは2回ありましたが、正式なソロコンサートは初めてで、とても緊張しています。韓中国交正常化15周年を記念するコンサートとして、韓国の伝統文化を見せるための準備もしてきました。韓国の鼓や僧衣での舞、サムルノリなどを習うのに苦労しました」
―韓中文化交流の懸け橋の代名詞になっていますが。
「実は、ごく個人的な理由で活動を始めたんです。でも、外で仕事をしてみると、韓国を代表するイメージとしてとらえられるため、慎重になりました。駐中韓国大使が各種の文化行事に呼んでくださり、出席しているうちに面白くなってきました。両国の文化が調和するところが素敵で、私のコンサートもこんなふうにしたいと思うようになりました」
―特別なゲストが登場すると聞きましたが。
「中国ドラマ『ディアオマン姫』で共演した、元エアロビクス選手で4月に中国で歌手デビューした韓国のチョン・ジェヨンさんが登場します。また、（中華圏スターの）ピーター・ホーさんと、彼の新譜に収められたデュエット曲を披露します」
―中国の民航総局と国際航空のサポートで、韓国からのファンのためにチャーター機を飛ばすそうですが。
「9日にファン200人がコンサートを見るため、中国に来ます。そんなに大勢来るとは思っていなかったので驚きましたが、とにかく嬉しい。一生懸命準備したものを、韓国のファンに見せられるので幸せ」
―中国人ファンに愛される秘密は。
「ここでも、私を美人だと思う人はいないと思います。ただ、親しみがあってユニークなところを楽しんでもらえているようです。『ディアオマン姫』でも、明るく元気な女性として登場しました」
―韓国での活動計画は。
「映画『オー！ハッピーデー』後、映画を撮る気はなかったのですが、一風変わったシナリオをもらって演じたくなりました。コンサートを終えたら韓国に戻って、ミステリースリラー『悪夢（仮題）』の撮影に入ります」
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