警察関係者は8日、「集会対応レベルの緩和を基調とした状態」だとし、「車壁で市民の不便が発生する点を考慮しこのように決定した」と述べた。これまで感染病拡散の懸念で車壁を設置し集会に対応したが、「過度だ」との批判が拡大したことで、「対応緩和」に方向を転換したものと分析される。
これに先立ち警察は、3日の開天節の際、光化門広場に警察バスを幾重にも張り巡らせ集会を統制した。保守陣営はもちろん市民らの間でもこれをめぐり、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の名を文字って「在寅山城」との批判が出た。
憲法裁判所は2011年、ノ・ムヒョン(廬武鉉)元大統領の追慕集会が行われた2009年にソウル広場を塞いだ車壁を違憲と判断している。
警察はこれと関連し、「当時の判例をみても車壁自体は違憲ではなく、比例の原則を外れた車壁が違憲だという内容だ」との立場を示している。
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