ホワイトハウスの参謀たち、トランプの退院を「引き留めていた」

新型コロナウイルス感染症により入院・治療中であるドナルド・トランプ米国大統領は5日（現地時間）退院を予告したが、参謀たちはこの日の午前まで、トランプ大統領の退院を引き留めていたことが伝えられた。

CNNはこの日 ホワイトハウスの消息筋からの引用で「トランプ大統領は容体が回復したことで退院を要求したが、参謀たちは容体が再び悪化すれば再入院しなければならないと警告し、病院に引き続き留まることを求めた」と伝えた。

この消息筋によると、「あなたは（病院に）戻りたくはないはずだ」と参謀たちが大統領に伝えたということである。

また トランプ大統領がホワイトハウスに復帰したのち、再び新型コロナの症状が悪化すれば「よくないことになるだろう」とし「（新型コロナの症状には）起伏がある。自らの判断では、容体がよくなったとか悪くなったという錯覚を起こすかもしれない」と参謀たちが指摘もしていたということである。

トランプ大統領は退院予告のツイッターで「新型コロナを恐れるな。これがあなたの生活を支配するよう放置するな」と伝えている。