マイク・ポンペオ米国国務長官は4日(現地時間)訪日を目前に控え、記者たちに「クアッド(Quad)のパートナーたちと会うことは、我々が準備してきたプロジェクトだ」とし「重要な発表、重要な成果が得られることを希望する」と語った。

クアッド(Quad)とは、日米豪印の「4か国安保対話」で、中国を包囲する集団安保体制構築のための同盟を目指しているものであり、ヨーロッパのNATO(北大西洋条約機構)に準じたものである。

先日 米国務省は、ポンペオ長官が4日から6日まで東京を訪れ、米国と日本、オーストラリア、インドの4か国の協議体である「クアッド外相会議」で、インド太平洋地域内の緊急懸案について議論する予定だと伝えている。

この4か国による大臣級会議は、昨年の国連総会期間中に初めて開かれ、今回が2回目である。

この日 ポンペオ長官は「重要な発表」についての内容を問う質問に対して、具体的な説明はなく「することが多い」とし「これは本当に重要なのだが、このタイミングが重要だ。また私は今週 パートナーたちとこれを成し遂げることができることが嬉しい」と語った。

米国は「クアッド」を公式的な国際機構とする計画を立て、インド太平洋地域の多国間安保協力構想として連携させるために、韓国とベトナム、ニュージーランドを含めた「クアッド・プラス」まで構想していることが伝えらえている。

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