ソウル市内の病院に設置された新型コロナウイルス検査のための専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内の病院に設置された新型コロナウイルス検査のための専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は4日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から64人増え、計2万4091人になったと発表した。市中感染が47人、海外からの入国者の感染が17人だった。 秋夕(中秋節)連休(9月30日~10月4日)初日の9月30日に113人だった1日当たりの新規感染者数は10月1日(77人)に100人を下回り4日連続で2桁台が続いている。 しかし、帰省や旅行など全国的な人の移動で感染が広まった可能性があり、連休明けに感染者数が大幅に増える恐れがあるとの懸念が出ている。宗教施設や療養施設、医療機関などでの集団感染も続いており防疫当局は警戒を緩めていない。 新たに確認された市中感染は47人で前日より5人減少した。地域別にみると、ソウル市が16人、京畿道が14人、仁川市が5人と、首都圏が35人を占めた。首都圏以外では釜山市が5人、慶尚北道が3人、大田市が2人、蔚山市と忠清南道がそれぞれ1人だった。 海外からの入国者の感染は17人で、このうち9人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの8人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。 死者は前日から1人増え、計421人となった。韓国国内の平均致死率は1.75%となっている。3日の検査件数は6486件で前日に比べ404件増えた。 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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