「トップダウン」方式のトランプ外交が、“本人の新型コロナ感染”という障害に遭い、10月中の米朝対話の実現が困難になったということである。
この「10月のサプライズ」は、トランプ大統領が11月の大統領選の反撃カードとして「北朝鮮問題を活用する」という見方から、推測されてきた。
また マイク・ポンペオ米国国務長官が今月7日と8日に訪韓することから、「10月のサプライズ」の実現に対する期待が一層高まっていた。
しかし トランプ大統領の新型コロナ感染の知らせに、米朝対話再開のために奔走してきた韓国政府にとっては、残念な状況となってしまった。
ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領は先日の国連総会の演説で、朝鮮半島の終戦宣言と国際社会の積極的な協力を求めるなど、この間 米行政府と緊密な議論を進めてきた。
また 青瓦台(韓国大統領府)国家安保室第2次長と朝鮮半島平和交渉本部長が、先月次々と訪米し、終戦宣言と非核化問題、米韓懸案を話し合っていた。
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