韓国国会 科学技術情報放送通信委員会所属の“国民の力”ハ・ウナ議員(画像提供:wowkorea)
韓国国会 科学技術情報放送通信委員会所属の“国民の力”ハ・ウナ議員(画像提供:wowkorea)
韓国の主要な科学研究機関のサイバー・セキュリティに責任を担っている保安人員が「68人」しかいないことがわかった。ここ5年間 韓国科学技術情報通信部(省)と、その所属・傘下の機関を対象にしたサイバー攻撃が急増している中、専門的人材の拡充が急がれるという指摘が出ている。

今日(2日)韓国国会 科学技術情報放送通信委員会所属の“国民の力”ハ・ウナ議員室が、科学技術情報通信部から受け取った「ここ5年間における科学技術情報通信部および所属・傘下機関に対するサイバー攻撃の現況」によると、サイバー・セキュリティ要員は68人にしか過ぎないことが明らかとなった。

2016年から今年の5月までのサイバー攻撃の件数は、計1万2554件である。

科学技術情報通信部では、3つのサイバー安全センターで計68人の保安専門員が、サイバー攻撃、分析、対応などに24時間 リアルタイムで保安管制を行なっている。

しかし 交代勤務、個人の事情など、人員に穴の開く場合を考慮すると、実際に管制を行なう人員は顕著に減ることになるという指摘である。サイバー攻撃に対備した専門的な人材の拡充が急がれているということである。

ハ議員は「科学技術機関に対するサイバー攻撃は一層多くなり、多様化が予想されるため、国家安保と未来価値創出にとって大きな脅威となり得る」とし「多様なサイバー攻撃を防ぐ核心はサイバー・セキュリティの要員であり、国家的に長期間 養成してこそ増員可能な人的資源であることから、科学技術情報通信部は長・短期的な増員計画を立て、国家情報を守るのに、隙のないようにしなければならない」と強調した。

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