29日、国会行政安全委員会所属のヤン・ギデ(梁基大)共に民主党議員が警察庁から提出された“サイバー犯罪現況”によると、2017年に13万1734件発生したサイバー犯罪は、2018年は14万9604件、2019年は18万499件に増えた。
この3年間に発生したサイバー犯罪は、合計46万1837件、年平均では15万3945件になる。1日平均422件の割合でサイバー犯罪が起きている。
犯罪類型別では、インターネット詐欺が73.7%で最も多く、サイバー名誉毀損と侮辱(9.94%)、サイバー金融犯罪(4.81%)の順だった。
サイバー金融犯罪は、2017年と2018年にそれぞれ6066件と5621件を記録したが、昨年は1万542件と87%急増した。
個人位置情報の侵害は、2017年413件、2018年246件、2019年179件と減少傾向にある。
この3年間、サイバー犯罪で検挙されたのは18万6527人だ。
ハッキングやサイバー金融犯罪は、発生件数に比べて検挙件数が少なく、未検挙率が高かった。未検挙率はハッキングが70.71%、サイバー金融犯罪62.34%を記録した。サイバー賭博は未検挙率が2.22%で最も低かった。
梁議員は「サイバー犯罪が増え続けており、国家から個人まで対象が広範囲で犯罪類型も日ごとに複雑かつ多様化している」と明らかにした。
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