日本の菅義偉首相が26日、初めての地方出張地として福島県を訪問したと報道された。

 日本の共同通信によると、この日、菅総理は2011年に大地震と津波により破壊され現在でも廃炉作業が行われている福島第一原発を訪問した。今回の訪問は健康上の理由で安倍前総理が辞任し、菅総理の就任後初めての国内出張だった。

 今回の訪問で菅首相は災難で被災した東北地域を再建する前政権の意思を引き継ぐことを示唆した。

 菅政府は16日に初内閣会議を設けたが、会議中には東日本大震災および原発事故についての言及はなかった。しかし、その後、25日に福島再建のための会議で菅首相は「前政権から政策を引き継ぐ」とし、「再建を引き続き推進していく」と話した。

 今回の出張には福島県で起きた災難を記録した博物館を訪問し、地域の中学・高校の学生たちに会う日程も含まれている。

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