「秋なのに真夏より蚊が多い」害虫駆除用品売上、前年比387%増＝韓国

歴代最長の梅雨や台風などの影響で、夏は一気に減った蚊が、秋に増加している。 これを受け、虫除け関連製品の販売も例年に比べ大幅に伸びた。

Gマーケットが27日に明らかにしたところによると、9月1日から22日までの害虫駆除用品の販売は前年同期比で387%も急増した。 蚊や害虫の退治機も111%上昇した。

実際、ソウル市ビッグデータでも昨年より蚊が増加したことが確認できる。 ソウル市の蚊予報(DMS基準)によると、9月第1週(1~5日)にソウルのデジタル蚊測定器50か所で採集された蚊は1万6785匹と前年同期比28%増加したという。

ソウル市の関係者は「今のように朝夕の気温差が大きくなる時期は蚊が室内に入ってくるため、蚊がもっと多く感じられる」と説明した。

また、秋の蚊が夏の蚊に比べて攻撃的な理由について「雨が止むと、これまで吸血できなかった蚊がかなり攻撃的に変わる」と付け加えた。