ナ・ギョンウォン元議員の娘に関する疑惑…韓国検察、捜査に拍車をかける(画像提供:wowkorea)
ナ・ギョンウォン元議員の娘に関する疑惑…韓国検察、捜査に拍車をかける(画像提供:wowkorea)
ナ・ギョンウォン(羅卿瑗)元未来統合党(現:国民の力)議員の娘に関する疑惑などを捜査する韓国の検察は、政府省庁の公務員を呼んで調査するなど、関連捜査に拍車をかけている。

22日、検察によると、ソウル中央地検刑事7部はこの日、文化体育観光部(文体部)の幹部級公務員らを参考人として呼んで調査している。

検察は政府省庁の公務員らに羅元議員の娘である金某氏の採用過程で特恵があったか、規定に違反したかなどを尋問したものと見られる。これと共に、検察は彼らから関連資料の提出を受けたという。

検察は最近、羅元議員の娘である金氏が当然職理事に採用されたスペシャルオリンピックコリア(SOK)の関係者らも参考人として呼んで事情聴取したという。さらに検察は18日、アン・ジンゴル民生経済研究所長を告発人として呼んで事情聴取した。

ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊も同日、民生経済研究所など、市民団体が羅元議員を業務妨害などの容疑で告発した事件をソウル中央地検に送致した。調査は終わっていないが、公訴時効が迫っている点などを考慮して、検察に渡したという。

羅元議員が告発された容疑のうち、公訴時効が最も早く満了するのは、来月15日に満了する公職選挙法違反の部分だ。

警察関係者は「通常の手続きに従って事件を送致した」とし「起訴意見なのか、不起訴意見なのか、確認することは難しい」と付け加えた。

検察は最近、羅元議員と関連した事件を刑事1部から刑事7部に部署を再配置した後、告発人及び関連者調査をするなど、捜査に拍車をかけている。

これに先立ち、昨年9月、アン所長らをはじめとする市民団体は羅元議員を業務妨害容疑などで検察に初めて告発して以来、追加告発を続けている。

今年3月の文体部の監査結果、羅元議員の娘が理事として活動したことには手続き上の問題があったことが明らかになった。当該機関の役員は文体部長官の承認を得て就任しなければならないが、2016年当時、羅議員の娘はこの手続きを経ていなかったことが調査の結果分かった。これに対し、文体部は、理事選任業務を処理した担当者を問責するよう通知した。

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