21日、金融情報会社エフアンドガイドによると、サムスン電子の第3四半期の営業利益コンセンサス(実績見通しの平均)は9兆9057億ウォンと集計されている。前年同期の営業利益比27.4%増の水準である。売上高見通しも前年同期より2.6%上昇した63兆6238億ウォンと見込んだ。
しかし証券街では、サムスン電子の第3四半期の営業利益が10兆ウォンに達するという予想が相次いでいる。11兆ウォンを突破するとの見通しも出ている様子だ。
もしサムソン電子の第3四半期の営業利益が10兆ウォンを超えれば、2018年第4四半期(10兆8006億ウォン)以降7年ぶりに10兆ウォンを超えることになる。2018年第4四半期はグローバル半導体好況の最後の時期だった。
業界と証券街によると、サムソン電子の第3四半期営業利益が10兆ウォンを超えるとみる主な理由は、モバイルの実績好調だという。
サムソン電子は第3四半期、ギャラクシーノート20シリーズとギャラクシーZフォールド2、ギャラクシーZフリップ5Gなどのスマートフォン新製品を相次いで発売し、市場を牽引した。ここに新型コロナウイルス感染症(コロナ19)によるマーケティング費減少も収益改善に影響を与えるという分析だ。
ハンファ投資証券は「上半期で流通在庫がほとんど売り切れた状況で、中国制裁まで重なることで、スマートフォンの販売台数が前期比46%も増加すると予想される」とし「コロナ19が続く中、マーケティング費が減少し、IM部門営業利益は4兆ウォンを上回るだろう」と予想した。
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