2017年9月の韓国で、旧盆帰省のため バージ船にすし詰めとなっている光景(画像提供:wowkorea)
2017年9月の韓国で、旧盆帰省のため バージ船にすし詰めとなっている光景(画像提供:wowkorea)
韓国では、新型コロナウイルス感染症の再拡散により、今年の旧盆連休に「帰省する計画がある」と回答した割合が、10%台にとどまったことがわかった。

韓国世論調査機関“韓国ギャラップ”が、去る15日から17日まで韓国内の満18歳以上の1000人を対象に「1泊以上の日程での帰省や旅行の計画」について質問したところ、「帰省だけ」計画している人は16%、「旅行だけ」を計画している人は1%にとどまった。81%は「1泊以上 家を空ける計画はない」と答えた。

「旧盆に1泊以上で帰省する」という回答は、2016年が39%であった。1989年からの約30年間の調査では、毎回30%を越えてきたが、今年は最低値を記録した。

今年は例年の半分にまで下がったことになるが、これは新型コロナの拡散事態と、ソーシャルディスタンス・キャンペーンを実践しようという市民意識によるものだと、韓国ギャラップ側は分析している。

今回の旧盆連休に、離れて暮らしている家族や親戚と会う計画については、38%が「ある」と答え、59%は「ない」と答えた。家族・親戚と会う計画も、4年前の80%に比べてその半分にまで減少した。

一方 「新型コロナによる本人の感染について、どのくらい心配しているか」という質問の結果、「かなり心配だ」が42%、「ある程度心配だ」38%、「別に心配していない」12%、「全く心配していない」が7%と答えた。

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