韓国外務省「全世界への特別渡航注意報」“3次”発令…「10月18日まで」

韓国外交部（外務省に相当）は、自国民による全国家・地域への海外旅行に対して発令している特別渡航注意報を再発令した。

特別渡航注意報は、段階的に緊急で危険のある場合に発令され、渡航警報のレベル2以上レベル3以下に準ずる。期間は発令日から最大90日間有効で、一般的に1か月単位で延長される。すでに渡航警報レベル3・4が発令されている国家・地域の場合、特別渡航注意報発令による変動事項はない。

外交部は去る3月、初めて全世界への特別渡航注意報を発令したのに続いて、去る6月には2次目の特別渡航注意報を発令している。

今回の特別渡航注意報は「世界保健機構（WHO）のパンデミック宣言および新型コロナウイルス感染症の全世界的拡散の持続」、「相当数の国家による全世界対象の入国禁止・制限および航空便運航の中断」などの状況が続いていることを踏まえての決定である。

加えて、韓国民の海外旅行中における新型コロナの感染事例の防止と共に、韓国内における防疫の次元でも、国民の海外訪問自粛が緊要な状況だということが考慮されている。