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韓国 けさのニュース(9月18日)
◇中秋節前に新型コロナ再拡大懸念 感染経路不明の事例増加 しばらく減少傾向を示していた韓国の新型コロナウイルス新規感染者数が再び増加し、感染再拡大の懸念が高まっている。首都圏を中心に自動車工場、病院、療養施設、教会など各地で散発的な集団感染が発生している上、感染経路が分からない患者の割合も増えている状況だ。感染規模が拡大を続ける場合、人の移動量が多い秋夕(中秋節)の連休(9月30日~10月4日)を起点に拡大傾向がさらに強まる可能性があり、防疫当局は神経をとがらせている。◇大学が防疫の死角地帯に マスク未着用・飲酒も 新型コロナウイルス感染拡大防止のためにソウル・漢江公園の一部エリアへの立ち入りが制限され、飲食店での防疫規則が厳格になったことから大学キャンパスで飲食や飲酒をする人が増え、大学側が頭を痛めている。関係者によると、近ごろ学生や外部の人が昼夜を問わずキャンパス内の広場や芝生などに集まってマスクをつけずに話したり夜間に飲酒したりしており、大学側が対応に乗り出している。高麗大ではキャンパスポリスによる巡回を強化し、マスク未着用や校内での飲食行為を24時間モニタリングしている。◇米国務次官補「国務省内で在韓米軍撤退の議論ない」 スティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は17日(現地時間)、上院外交委員会の聴聞会で、国務省内部で在韓米軍撤退に関する議論は行われていないと明らかにした。スティルウェル氏は、在韓米軍撤退は同盟と米議会との協議に基づいて行われなければならないとの指摘に対し、「もちろんこうした事案は協力を必要とするものであり、われわれは協議するだろう」と述べた。◇文大統領きょう仏教指導者と懇談会 防疫協力要請へ 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日午前、仏教指導者を青瓦台(大統領府)に招いて新型コロナウイルスの防疫などをテーマに懇談会を開く。文大統領は、仏教界が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、法会や行事を中止するなど協力したことに対し謝意を示す予定だ。また、秋夕の連休中も防疫に協力するよう要請するものとみられる。