新型コロナ、感染経路不明25.4%で最高値…いつでも再び大流行の可能性=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ、感染経路不明25.4%で最高値…いつでも再び大流行の可能性=韓国(画像提供:wowkorea)
ここ2週間の新型コロナウイルス感染者全体のうち、感染経路が不明な患者の割合が25.4%に達することがわかった。これは新型コロナウイルスが国内に流入し該当数値を発表して以来最高の数値だ。

17日疾病管理庁の中央防疫対策本部によると、前日基準でここ2週間(3日0時~16日0時)に新型コロナウイルス感染者と申告された人は計2055人で、そのうち感染経路を調査中の患者は522人だ。

すなわち、感染者4人のうち1人は感染経路がわからないという意味で、地域社会に無症状の感染が蔓延しているという意味も持っている。

このような数値はある程度予想できた側面もある。8月の2次大流行を経て、感染経路が職場や家族など地域社会のあちこちに入り込み、またその渦中にサラン第一教会と光化門集会などの参加者が防疫を妨害したことも少なからず影響を与えた。

最近は新型コロナウイルスの新規感染者が100人台を維持し、安定の兆しを見せていたことも事実だが、いつでも再拡散する憂慮もあるということをこの数値が示している。

中央災難安全対策本部のパク・ヌンフ1次長(保健福祉部長官)も今月13日の会見で、「感染経路不明の感染は20%台を維持しており、防疫網の統制範囲外に地域社会の潜伏感染がかなりの水準で存在しているものとみられる」と憂慮した。

また、「2週間後に迫った秋夕(中秋節)連休と大規模な移動量を考慮すると、感染の拡大を最大限に遮断し、地域社会の潜伏感染を最小化しておく必要性も存在する」と付け加えた。

防疫当局は秋夕連休を含む9月28日から10月11日までの2週間を特別防疫期間に定め、ソーシャルディスタンスを再び強化する計画だが、この期間にどれだけの人がソーシャルディスタンスの確保に協力するかも、防疫の勝敗を決める重要な要因となるとみられる。
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