イ長官はこの日午前、板門店での記者会見を通じ、ローマの法の伝統とされるラテン語の格言「合意は守られなければならない(Pacta Sunt Servanda)」に言及し、「合意は実行を通じて完成される」と強調した。
イ長官は交錯状況にある南北関係について、「双方の指導者の決断を完成し『南北の時間』を再開するためには今後も南北共同の努力が継続されなければならない」と述べた。
また、「政府は南北共同宣言の実行のため南北がすぐにできる人道分野と交流協力分野の『小さな接近』から進めていく」とし、「そのように出発し、再び信念と信頼の時間を作っていく」と交流協力の再会を促した。
さらに、「新型コロナウイルスの状況が緩和されれば、10月からでも板門店見学と非武装地帯(DMZ)平和の道を迅速に再開するるもりで、板門店で小規模な離散家族再会も提議されることを望む」とし、「北朝鮮側も双方の首脳の約束である南北共同宣言の実行のためそれに共感してくれることを期待する」と述べた。
イ長官は早い時期に南北共同連絡事務所を含む合意チャンネルが復元され、南北間の対話再開を望むとし、「南北は宿命的な生命・安全共同体として『不可分の関係』という点をはっきりと認知する必要がある」と強調した。
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