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韓国 けさのニュース(9月16日)
◇新型コロナ 屋外も油断禁物 韓国の首都圏で新型コロナウイルスの防疫措置「社会的距離の確保」のレベルが最高の第3段階に近い「2.5段階」から第2段階に引き下げられたが、依然として緊張を解くことはできない状況だ。防疫当局は室内外を問わずマスクを着用し、最低1メートル以上距離を保つよう呼び掛けているが、屋外ではこうした規則があまり守られていない。専門家らは、防疫当局の指針通りに屋外でも必ずマスクを着用し、距離を確保しなければならないと強調する。◇息子の兵役特別扱い疑惑 現役法相の取り調べなるか 秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子が兵役中に特別扱いを受けたとの疑惑を巡り、秋氏も検察の取り調べを受けることになるかに関心が集まっている。政界などでは、息子が志願した平昌五輪の通訳兵選抜や部隊配属、娘の査証(ビザ)発給に関連し、秋氏が関連官庁に不正に請託したとの疑いが提起されている。法曹界では、秋氏が疑惑に関与したとして市民団体から告発されたため、出頭させて取り調べるのが原則だという点には異論はない雰囲気だ。ただ、現職の法務部長官を取調室に座らせるのは現実的に容易ではなく、まずは捜査によって容疑が認められると判断されなければならないとの分析が出ている。◇慰安婦支援団体の補助金流用疑惑 政府は4カ月間結論出せず 女性家族部は、旧日本軍の慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」と前理事長で与党「共に民主党」国会議員の尹美香(ユン・ミヒャン)氏による国の補助金流用疑惑などについて約4カ月にわたり結論を出せずにいる。責任を持って補助金執行に関する決定を下さなければならない政府機関として、検察から公訴事実のどの範囲まで資料を受け取れるのかもはっきりしないという女性家族部の態度は、あまりに消極的ではないかとの指摘が出ている。◇インフルエンザワクチン 10月中の接種を 新型コロナウイルスの流行の中でインフルエンザのシーズンが目前に迫り、予防接種の重要性が高まっている。医療界では今年の秋冬に新型コロナとインフルエンザが同時に流行する「ツインデミック」の可能性が高いことから、子どもや高齢者はなるべく予防接種を受けるよう勧告した。ワクチンの効果は接種の2週間後から表れるため、抗体ができるまでは注意が必要だ。また、インフルエンザが本格的に流行する11月より前に予防接種を終えるのが望ましい。