新型コロナウイルスの専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
◇コロナ新規感染106人 市中感染は3日連続2桁台 韓国の中央防疫対策本部は15日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から106人増え、計2万2391人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数は3日から13日連続で100人台を維持しているが、ここ3日間は100人台前半にとどまり、確実な減少傾向を示した。市中感染は91人、海外からの入国者の感染は15人だった。一方、死者は前日から4人増えて計367人、重症以上の患者数は1人増えて158人となった。市中感染者の数は次第に減少しており、3日連続で100人を下回った。◇兵役中に特別扱いか 法相息子の疑惑巡り検察が国防部を捜索 ソウル東部地検は15日、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子が兵役中に特別扱いを受けたとの疑惑を巡り、国防部を家宅捜索した。秋氏の息子は兵役中、承認を受けていない状態で部隊に復帰しないまま休暇が延長されるなど、さまざまな特別扱いを受けたとの疑惑が浮上している。休暇が延長される際、秋氏夫妻や秋氏の補佐官らが軍に数回にかけて電話をしたとされる。◇韓国との「同盟対話」新設 米国務省が前向きに考慮 米国務省の報道官は14日、韓国との外交当局の局長級による実務協議体「同盟対話(仮称)」の新設について、「同盟を強化するための措置を引き続き取らなければならないことで一致した」と明らかにした。聯合ニュースの質疑に答えた。また、同省は韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官とビーガン米国務副長官が10日に会談したことについて、「崔氏が両国の同盟対話を提案し、ビーガン氏は前向きに考慮することで同意した」と伝えた。◇文大統領と菅氏の初会談は 年末に実現する可能性 菅義偉官房長官が事実上、次期首相に決まり、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との初会談がいつ実現するか注目される。両国はこれまで、新政権が発足すると早期の首脳会談を推進してきたが、過去の歴史問題を巡る対立などで実現までに時間がかかる場合も少なくなかった。初めての会談は年末、韓国で行われる可能性がある。韓国は今年の韓中日首脳会談の議長国で、年内の開催を調整している。会談が実現する場合、2国間会談も開かれる見通しだ。◇3千万人分の新型コロナワクチン確保を推進 政府 韓国政府が新型コロナウイルス感染症に対処するため、第1次分として3000万人分の海外製ワクチン確保を推進する。これは韓国国民の6割が接種できる分量で、政府は今後の需給状況や国内でのワクチン開発状況を踏まえて追加購入するなど、全国民への接種を目標にワクチン確保を段階的に進めていく方針だ。◇児童ポルノ製造に厳罰 懲役29年超も 大法院(最高裁)の量刑委員会は、悪質で常習的な児童・青少年ポルノ製造などの犯罪に対し厳格な量刑基準を設けた。特別加重因子が適用される児童ポルノ製造の常習犯に対する勧告量刑は懲役10年6カ月~29年3カ月となる。量刑基準案は10月まで国家機関や研究機関、市民団体などの意見を聞いた後に行政予告され、12月の量刑委員会の全体会議で最終議決される予定だ。 ◇カージナルス金広鉉 メジャー歴代2位の防御率を記録 今季から米大リーグのカージナルスでプレーする韓国人左腕、金広鉉(キム・グァンヒョン、32)が驚異的なデビューシーズンを過ごしている。金は15日(日本時間)のブルワーズ戦に先発登板し、7イニングを6奪三振無失点と好投。打線の不調で逆転負けを喫し、今季3勝目は叶わなかったものの、メジャー進出後個人として1試合当たり最多イニング数、最多奪三振をマークした。米スポーツ専門局ESPNは、金が先発登板した5試合の防御率0.33は歴代2位の記録だと紹介した。
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