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韓国 けさのニュース(9月15日)
◇新型コロナ 高齢患者・感染経路不明者が増加 韓国で新型コロナウイルスの感染者のうち高齢患者と感染経路がはっきりしない事例が増えており、防疫当局が緊張を強めている。新型コロナの急激な感染拡大は落ち着いているが、重症化のリスクが高い60歳以上の感染者と感染経路不明者が増えるほど防疫システムに負担がかかるだけでなく、感染再拡大の懸念も高まるためだ。防疫当局は人命被害の最小化を当面の課題に、高リスク群が集まる療養型病院や介護施設などに対する防疫管理を強化する計画を発表した。◇文大統領と菅氏の初会談は 年末に実現する可能性 菅義偉官房長官が事実上、次期首相に決まり、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との初会談がいつ実現するか注目される。両国はこれまで、新政権が発足すると早期の首脳会談を推進してきたが、過去の歴史問題を巡る対立などで実現までに時間がかかる場合も少なくなかった。安倍晋三首相は2012年12月、朴槿恵(パク・クネ)大統領(当時)は13年2月に就任したが、初めての会談は15年11月に実現した。朴氏が旧日本軍の慰安婦問題の進展を首脳会談の事実上の条件として掲げたためだ。現段階では文大統領と菅氏も首脳会談は拒否しないとみられる。◇トランプ大統領 金正恩氏に「除去すること望まず」 トランプ米大統領が2018年6月にシンガポールで開かれた米朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に対し初対面で「あなたを除去することを望んでいない」と述べたことが分かった。米著名記者、ボブ・ウッドワード氏の新著によると、トランプ氏は金氏の「とてつもない潜在力」について話す中でこうした発言を行ったとウッドワード氏に語った。当時、米朝首脳は握手を交わした後で単独会談を行ったが、トランプ氏は金氏との対面で「利発さを超えた」との印象を受けたと述べた。◇金正恩氏 南部の台風被災地を訪問 北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、金正恩委員長が台風被害の復旧が終わった南部の黄海北道・金川を訪問したと報じた。先月、大雨と台風8号による被害を受けた同地域は、金氏の命令で軍が派遣され、復旧作業が最初に終わった地域だ。金氏は「人民軍隊の真の威力は兵力の数や銃砲弾の威力にあるのではなく、このように国と人民に対する熱烈な愛と党と革命偉業に対する固い信頼を持つ愛と信念の精神的な力を持つことにある」と満足感を示した。

