新規感染者数は先月下旬に400人台半に急増した後、徐々に減少。この日は109人と、8月14日(103人)以来、1か月ぶりの低水準となった。ただ、週末のため検査件数が平日より少なかったことも要因に挙げられる。
市中感染者は98人で、前日(99人)から2日連続で100人を下回った。地域別にみると、ソウル市が41人、京畿道が30人、仁川市が10人と、首都圏が81人を占めた。首都圏の感染者は3日連続で2桁台にとどまっている。首都圏以外では、忠清南道が7人、釜山市と光州市がそれぞれ3人、大邱市と大田市、蔚山市、慶尚南道がそれぞれ1人。
主な感染事例を見ると、集団感染が起こったソウル市の延世大付属セブランス病院での感染者が13日昼の時点で計29人に増えた。首都圏の山岳会、大田市での健康食品説明会、忠清南道錦山郡の高齢者施設など、これまでの集団感染に関係した感染確認も相次いだ。医療機関や高齢者施設などでの集団感染は重症者の増加につながりやすく、特に懸念される。
海外からの入国者で新たに感染が確認された11人のうち、5人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの6人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
一方、首都圏では14日、新型コロナウイルスの防疫措置「社会的距離の確保」のレベルが最高の第3段階に近い「2.5段階」から第2段階に引き下げられた。
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