韓国の就職情報サイト、サラムインは企業1140社を対象に「秋夕のボーナス」について調査した結果、49.7%(555社)が「支給しない」と答えたと14日明らかにした。
これらの企業がボーナスを支給しない理由としては、「新型コロナウイルスの拡散で経営が悪化」(33.9%)が最も多く、「贈り物などで代替する」(30.6%)、「名節ボーナス支給の規定がない」(27.6%)、「状況が悪く支給する余裕がない」(23.2%)などが続いた。
特に支給しないと答えた企業のうち26.5%は、昨年はボーナスを支給したと答えた。新型コロナウイルスによる経営難でボーナスを支給できない企業が多数あると分析される。
今年の秋夕にボーナスを支給すると答えた企業は51.3%だった。昨年(53.9%)に比べ2.6%減少した。
支給するボーナス額は平均58万6000ウォンと集計された。昨年の64万7000ウォン(約5万8000円)より6万1000ウォン(約5000円)減少した。これは2012年に調査を始めて以来最も少ない金額だ。特に平均60万ウォン台を下回るのは今年が初めて。
ボーナスを支給する理由は、「困難な時期に社員の士気を高めるため」が44.3%と最も多かった。「定期ボーナスとして規定されているため」(35.2%)、「社員の愛社心を高めるため」(24.4%)、「秋夕の費用負担を減らすため」(18.3%)などの回答もあった。
一方、調査した全体の企業のうち71.7%がボーナスとは別に秋夕の贈り物を支給すると答えた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 85