韓国疾病管理本部の変遷史(画像提供:wowkorea)
韓国疾病管理本部の変遷史(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス感染症の拡散防止の最前線で闘ってきた韓国の疾病管理本部が、独立した“庁”である「疾病管理庁(疾病庁)」として今日(12日)昇格した。

疾病庁は、目の前の新型コロナの克服だけでなく、米国の疾病予防管理センター(CDC)のような役割を担うとして、今後 感染症克服という大きな使命が与えられた。

疾病管理本部は、保健部傘下の中央保健所として出発したが、その後 いくつかの改編を経ながら、特にSARS(重症急性呼吸器症候群)などの感染症の危険を経験することにより、コントロールタワーの必要性が一層高くなったことで、2004年に疾病管理本部へと拡大改編された。

今回 ムン・ジェイン(文在寅)大統領は「疾病管理本部を疾病管理庁に昇格させ、専門性と独立性を強化する」と語った。

チョン・ウンギョン(鄭銀敬)新庁長は11日の定例会見で「疾病管理庁の最初のミッションは、新型コロナを克服することに全力を尽くすことだ」とし「疫学調査対応のための専門的な人材を確保し、危機対応分析官という組織を作り、対応を強化することが最初の任務となる。次には疾病対応センターを全国に5か所設置し、地域での対応に力を尽くす」と伝えた。

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