兵役特例をめぐる不正疑惑を捜査している東部地方検察庁は4日、歌手PSY(サイ)を事情聴取し、特例勤務での不正行為があった事実を確認したと明らかにした。同日午前10時20分から8時間にわたる聴取の結果、PSYさんがプログラム開発業者で兵役に代わる特例勤務をしていたものの、実際にはプログラム開発能力はなかったことを自身で認めたという。また会社の面接の時点でも開発能力は問われず、実際の勤務でもプログラム開発より企画やプログラムのテストなどの業務を行っていたとの陳述を得た。

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事情聴取でPSYは、兵役特例勤務期間中に、合わせて52回に及ぶ公演を行っていたことを認め、このほかの追加公演についても検察に資料を提出することにした。

捜査を担当しているハン・ミョングァン次長検事は、「本人は誠実に勤務したと主張しているが、捜査対象は勤務態度ではなく、兵務庁に申告した指定分野で勤務したかどうかの部分だ」とし、勤務態度や公演活動の問題は犯罪容疑の立証にはなんら関係ないと述べている。


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