8日 韓国ソウルで、医師国家試験の受験生が試験場に向かっている(画像提供:wowkorea)
8日 韓国ソウルで、医師国家試験の受験生が試験場に向かっている(画像提供:wowkorea)
韓国の保健福祉部(厚生労働省の厚生部分に相当)は、(政府の政策による)医大の定員拡大などに反対し、医師の国家試験の実技試験を拒否した医大生への救済方案について、現在 追加の機会を議論することは困難だと線を引いた。特に他の国家資格証の試験との衡平性などの問題で、国民たちの同意なしには決定できないという立場を明らかにした。

保健福祉部の報道官は今日(9日)の会見で「医大生たちは現在、国家試験を自ら拒否している状況だ」とし「受験するという意見も公式に受けておらず、追加の機会を議論する必要性は低いとみている」と語った。

実際 医大生たちは、まだ団体行動の中断を通じた試験の追加申請に対する要請を、公式に明らかにしていない状況である。現在 各大学の学生会を中心に議論が繰り返されているとされている。

この報道官は「国家試験は、数多くの職種と資格を準備している人たちが受けるものであるため、国家試験の追加申請は、このような他の人々に対する衡平性と公正に違反する側面がある」とし「このような部分に対する国民たちの同意がまずなければ、政府としても容易に決定できる問題ではない」と語った。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96