8月は失業者数が増加し、就業者数が減少した(イラスト)=(聯合ニュース)
8月は失業者数が増加し、就業者数が減少した(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統計庁が9日に発表した雇用動向によると、8月の失業率は3.1%で前年同月比0.1ポイント悪化した。8月としては2018年以来の高水準となった。 8月の失業者数は前年同月比6000人増の86万4000人だった。 一方、8月の就業者数は2708万5000人で、前年同月に比べ27万4000人減少した。 3月から6カ月連続の減少で、2009年1~8月の8カ月連続減少以降、最長となる。ただ減少幅は、4月以降は縮小している。 15歳以上の就業率は60.4%で、前年同月比1.0ポイント低下した。8月としては13年以来の低水準となる。 同庁は8月の雇用動向について、「新型コロナウイルスの長期化と長梅雨が影響を与えた」と分析した。ただ、調査期間は9~15日で、16日から第2段階に引き上げられた防疫対策「社会的距離の確保」の影響は反映されていないという。 
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