学習塾側もすぐに運営するのに問題はないが、社会的距離の確保の措置が来月まで長期化する場合、受講生離脱などの悪影響が生じることを懸念している。
◇ 20日までオンライン授業延長、受講料の一部引き下げ
現在ほとんどの寄宿型学習塾は、リアルタイムでオンライン授業を行っている。動画講義は、講師と受講生の間の双方向のコミュニケーションが不可能だという限界があるためだ。
鍾路学習塾関係者は「午前7時50分から夜10時まで、もともと塾に通っていたのと同じようにオンライン授業を進行する」とし「講師が塾で動画講義を行い、学生はコンピュータやスマートフォンを利用してリアルタイムで授業を聞くことができる」と述べた。
関係者は、「ビデオチャットが可能だからリアルタイムで講師と学生がコミュニケーションをとりつつ相談することに大きな問題はない」と強調した。
コロナが拡散し始めた当初の2、3月は、授業をオンラインで行うことが難しい部分もあるとみられたが、今は大きな問題なく授業が行われていると学習塾関係者たちは述べている。
オンライン授業により受講料を一部下げているが、まだ受講生の離脱は多くなく運営には問題がないという。
◇学生・保護者 勉強への集中力が途切れないか「戦々恐々」
ただし学習塾は今月20日まで予定されている政府の一連の禁止命令が9月末、10月まで長期化する場合、受講生離脱などの悪影響が生じる可能性があるとし懸念している。
鍾路学習塾関係者は「修学能力試験の願書の受付が9月18日までなので、今週と来週は学生にとって重要な時期なのに、学生は寄宿学習塾を拠点に受付をすべきか、家の近くで受付すべきか曖昧な状況」とし「学習塾も、学生たちもみんな大変な時期だ」と述べた。
受験生と保護者も心配が絶えない。学習室、スタディカフェ、フランチャイズのカフェなどの外で勉強できる場所が使えない状況下でオンライン授業が続けば、集中力に問題が生じることを懸念している。
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