WHO「コロナが“最後”ではない」…「次のパンデミックには、よりよい“備え”を」

世界保健機構（WHO）のテドロス事務局長は、「世界が次に来るパンデミックには、よりよく対備しなければならない」と主張した。

ロイター通信によると、テドロス事務局長は7日（現地時間）リモートでのメディア会見で「新型コロナウイルス感染症が最後のパンデミックではない」として、先のように語った。

テドロス事務局長は「歴史は我々に感染症の発病とパンデミックが避けることのできない人生の現実だということを、悟らせてくれた」とし「次のパンデミックが訪れた時、世界は今よりもっと備えができているだろう」と強調した。

テドロス事務局長は、一部の国々が感染症への対応の根幹となる公衆保健システムを無視したと指摘しながら、各加盟国に公衆保健体系の強化をもとめた。