韓国ソウルにある、韓国保健医療人国家試験院の実技試験の受付センター(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルにある、韓国保健医療人国家試験院の実技試験の受付センター(画像提供:wowkorea)
大韓医師協会は今日(7日)、医師国家試験の実技試験への受験ができない医大生たちを救済することを、韓国政府に要求した。

このような要求が受け入れられないならば、与党“共に民主党”と先日交わした「診療中断関連の合意案」がこれ以上 意味をなさないと主張した。医大生たちが国家試験を受けることができないならば、合意案を破棄する可能性もあるという意味を示唆している。

医師協会はこの日に発表した声明を通じて「医大生による国家試験受験への拒否は、(政府の)一方的な保健医療政策に対する正当な抗議だ」とし「適切な救済対策を立てなければならず、協会は彼らが正常に試験を受けることができるよう、全ての方法を動員して対応する」と伝えた。

韓国保健福祉部(厚生労働省の厚生部分に相当)によると、前日の午後12時に願書受付を締め切った医師国家実技試験の受験率は、14%にしか過ぎない。未受験率は86%に達しているが、韓国政府は日程通りに実技試験を8日に実施すると計画している。

保健福祉部の戦略企画班長は「再申請(受験申請)を再び延長したり、追加の受付はない」とし「これ以上は法と原則に関する問題であり、国家試験は医師国家試験だけでなく、多くの職種と資格に対しても共通して適用されている」と語った。

保健福祉部が医大生への救済法案に対して線を引いたことで、今後 医師協会が“集団休診を中断し、政府と医師協会による協議体を構成する内容”の合意案を破棄し、再び集団休診に踏み切る可能性も予想される。

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