韓国製薬大手の“GCグリーンクロス”の研究員が、新型コロナ完治者の血しょうを活用した治療剤を開発している(画像提供:wowkorea)
韓国製薬大手の“GCグリーンクロス”の研究員が、新型コロナ完治者の血しょうを活用した治療剤を開発している(画像提供:wowkorea)
韓国の疾病管理本部傘下の国立保健研究院と、韓国製薬大手の“GCグリーンクロス”の協業が韓国で話題だ。共同で開発中である新型コロナウイルス感染症への国産血しょう治療剤が、国内6か所の機関で年内までの完了を目標に、フェーズ2に突入しているからである。

韓国防疫当局は、血しょう治療剤の開発速度を速めようとすれば、十分な血しょうを確保しなければならないため、完治した新型コロナの患者たちの積極的な血しょう供与を要請した。

血しょう治療剤は、新型コロナから完治した人の血液内の抗体および免疫グロブリンを濃縮して使用する医薬品である。一般的に 完治者からの血しょうを他の患者に直接投与する“血しょう輸血”とは違いがある。

韓国中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は、この日の定例会見で「現在 国立保健研究院とGCグリーンクロスが、年内までにフェーズ2の完了を目標として、血しょう治療剤を開発している」とし「血しょう治療剤を開発するために、完治者から十分な血しょうを確保する必要がある」と語った。

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