‘救急車の進行を妨げ、患者を死亡させたタクシー運転手’に遺族側が損害賠償請求=韓国(提供:news1)
‘救急車の進行を妨げ、患者を死亡させたタクシー運転手’に遺族側が損害賠償請求=韓国(提供:news1)
故意に救急車に追突して患者の移送を遅らせ、死亡させた疑いが持たれているタクシー運転手に、遺族が5000万ウォン(約445万ウォン)の損害賠償を請求した。

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遺族側の法律代理人であるイ・ジョンド(李正道)弁護士は24日、タクシー運転手のチェ(崔)某氏(31)に対し、5000万ウォンの損害賠償を請求する訴状をスウォン(水原)地裁ソンナム(城南)支部に提出したことを明らかにした

李弁護士は「故人の死亡に対する刑事告訴とは別に、救急車に同乗していた家族が受けた特殊暴行と移送の遅延により故人が死亡したため、家族が受けた精神的苦痛により慰謝料を請求した」とし、損害賠償請求の趣旨を説明した。

現時点で損害賠償を請求した理由を尋ねる質問に対し、「(加害者側から)謝罪の言葉が全くなく、刑事的には告訴したものの、(故人の)死亡に対する部分まで捜査機関で認められるかは結果を見守らなければならない状況で、当事者として積極的な行動を取る」と付け加えた。

崔氏は6月8日午後、ソウル市カンドン(江東)区のコドク(高徳)駅近くで私設救急車と接触事故が発生すると、事故を収拾するよう要求し、救急車の進行を妨げた疑いが持たれている。

このことにより、救急車に乗っていた高齢患者の移送は10分余り遅れ、患者は119番を通じて救急室に運ばれたが、5時間後に死亡した。

この事件は、死亡した患者の息子が、大統領府の国民請願掲示板に書き込み、国民の怒りを買った。

ソウル東部地検は14日、特殊暴行(故意事故)及び業務妨害、恐喝未遂、保険詐欺防止特別法違反(詐欺)、特殊財物損壊の容疑で崔氏を拘束起訴した。

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