国連軍参戦の日の式典で演説する丁首相=27日、ソウル(聯合ニュース)
国連軍参戦の日の式典で演説する丁首相=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は27日、朝鮮戦争に参戦した国連軍の貢献をたたえる「国連軍参戦の日」の式典で演説し、「政府は参戦勇士の意を受け、朝鮮半島の安保と平和に対する責任を果たしたい」として、「朝鮮半島の平和定着は国連参戦勇士の犠牲と献身に対する最高の恩返し」と強調した。

 丁首相は「70年前の国連軍の犠牲とわれわれの努力にもかかわらず、朝鮮半島平和の扉は開かれていない」とした上で、「できることから着実にやっていき、平和に進む新しい道も模索する」と表明。「国連軍参戦勇士の犠牲と献身は韓国の自由と平和、繁栄の基盤になった」とし、「今後も韓国は参戦勇士一人一人が見せてくれた国連精神を永遠に記憶する」と述べた。


Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40