国会で答弁する丁氏=24日、ソウル(聯合ニュース)
国会で答弁する丁氏=24日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は24日の国会質疑で、与党「共に民主党」所属だった故朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長のセクハラ疑惑を巡る警察の捜査について、「(事件を)縮小・歪曲(わいきょく)したり増幅させたりする理由がない」として、「関係機関は法に基づいてやるべきことをやらなければならない」と答弁した。 また、「警察やソウル市など関係機関が被害者の告発と要請を受けて措置を取っており、中央政府は性暴力被害防止法に基づいて助力している」と述べた。 朴氏の死亡による公訴権なしで捜査を終わらせず、真実を究明するよう求める声には、「世論に左右されるものではない。法にあることはしっかりやる」と述べた。 同疑惑を巡っては、朴氏の元秘書の女性が8日、セクハラの疑いで警察に告訴状を提出。朴氏は9日に行方不明となり、10日未明、山中で遺体で見つかった。市長公邸に「全ての方々に申し訳ない」などと記した遺書を残していた。
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