新型コロナウイルスの検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は24日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から41人増え、計1万3979人になったと発表した。死者は前日から1人増え、計298人になった。 新規感染者数は直近の2日間(63人、59人)に比べると減少したが、教会や高齢者施設、軍部隊、オフィスなどから市中感染が広がっており、感染者の規模は再び拡大する可能性がある。 海外からの流入も一時的に減少したが、釜山港に入港したロシア船舶の船員32人の集団感染の事例が統計にまだ反映されていないため、感染者数の増加は避けられないとみられる。 新規感染者のうち市中感染は28人で、海外からの入国者の13人の2倍を超えた。 市中感染はソウル市が19人、京畿道が5人など、首都圏だけで24人となった。また、光州市と釜山市でそれぞれ2人ずつの感染が判明した。 ソウル市内の教会では20日に最初の感染者が出てから信者を中心に感染が相次ぎ、23日午後2時までに少なくとも18人の感染が確認された。 このほか、ソウル市内の高齢者向けデイケアセンターでも利用者やその家族、知人など20人が感染。京畿道抱川市の陸軍部隊で家族も含め計17人が感染したのに続き、近隣の別の部隊でも新たに1人の感染が判明した。 海外からの入国者の感染確認は今月19日(13人)以来5日ぶりに10人台に減少したが、先月26日から29日連続で2桁となっている。 海外からの入国後に感染が確認された13人のうち3人は入国時の検疫で、残りの10人は入国後の自主隔離中に判明した。 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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