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韓国 けさのニュース(7月24日)
◇韓国全土で強風と大雨 死者3人・行方不明1人 韓国で23日、全国的に強風を伴う大雨が降り、3人が死亡、1人が行方不明になっているほか、住宅や道路の浸水・冠水も相次いだ。浸水被害により避難した人は195人と集計された。公共施設では南部の釜山、南東部の蔚山を中心に43カ所の道路が一時冠水し、釜山地下鉄1号線の駅でも冠水被害が発生した。◇きょうから教会での集まり・行事再開 感染懸念消えず 政府の中央災難(災害)安全対策本部によると、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、通常の礼拝を除く教会での全ての集まりや行事などを禁止した措置が24日午後6時に解除される。これにより、今月10日に措置が施行されてから14日ぶりに教会での祈祷(きとう)会や聖書の勉強会、聖歌隊の練習などの活動が再開される。ただ、防疫当局は密接、密閉、密集のいわゆる「3密」環境では感染拡大の恐れがあるとして、複数人が集まる場合は必ず防疫ルールを守るよう呼びかけた。◇駐北ロシア大使「コロナで米朝首脳会談困難」 ロシアのマツェゴラ駐北朝鮮大使は、今年11月の米大統領選より前に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)とトランプ米大統領が首脳会談を行うのは難しいとの見通しを改めて示し、根拠として新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)を挙げた。同氏は22日(現地時間)、現地メディアのインタビューに対し「新型コロナのパンデミックが11月までに終息しないことが有力な状況で、朝鮮労働党の中央委員会政治局が党指導者(金委員長)の出国に同意しないだろう」と説明した。◇韓国統一相候補「平壌訪問も辞さず」 南北関係回復に強い意思 統一部の長官候補に指名された李仁栄(イ・イニョン)氏は23日、国会の人事聴聞会で、「特使となって(北朝鮮の)平壌を訪問することが冷え込んだ南北関係を解決することに役立つならちゅうちょしない」とし、南北関係の改善に向けた意思を示した。また、8月の開催が予想される韓米合同軍事演習については、「予定通り進行されれば北の反発の程度がやや強まり、演習を完全に保留すれば新しいメッセージとして受け入れられる可能性もある」とし、柔軟な対応を取る必要があるとの考えを示した。