国防科学研究所で発言する文大統領=23日、大田(聯合ニュース)
国防科学研究所で発言する文大統領=23日、大田(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、中部・大田にある国防科学研究所を視察し、「世界最高水準の精度と強力な破壊力を持つ最先端戦略兵器を見て心強い」として、「いかなる安保脅威も防ぎ、抑止できる十分な国防能力を備えている」と述べた。同研究所は今年で創設50周年を迎える。  文大統領は「小銃もまともに作れなかった時代、国防科学研究所が創設され、今では朝鮮半島の平和を守るために十分な世界最大水準の弾頭重量を持つ弾道ミサイルを開発するに至った」と評価。「今年の国防予算は史上初めて50兆ウォン(約4兆4700億円)を突破し、韓米ミサイル指針の改定による弾道ミサイルの搭載重量制限解除で高い威力のミサイル開発が可能になった」とし、「自らが責任を取る国防、私たちの手でつくる朝鮮半島平和に強い意志を持って投資を続けていく」と述べた。
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