22日、インチョン消防本部によると、前日午後8時51分頃インチョン市西区カジャ洞エスティケイケミカル工場内タンクローリー爆発事故の現場で捜索中、作業者1人の死体の一部が発見された。
また事故の現場対応の過程で消防士1人が負傷し近隣の病院に移送された。
これに先立ち、事故で工場建物の一部の壁が崩壊し、内部にいた職員4人が大けがをし、3人が軽いけがを負うなど、7人の負傷が確認された。
しかし、死亡者1人が発生し消防士1人が負傷したことにより、死傷者は9人に増えた。
事故は、過酸化水素8トンを積み込む途中に発生したものと確認された。
タンクローリーは過酸化水素8トンのうち約35%を積み込む途中に爆発が起きた。
消防は事故の通報を受けてから約10分後の午後9時11分頃に対応1段階を発令し、205人の消防人員と装備65台を投入した。
以後、午後9時38分頃に対応1段階を解除し、さらに人命被害を捜索した結果、死亡者を発見した。またこの過程で消防士が負傷し病院に運ばれた。
警察と消防は同日、現場の合同鑑識を行うなど、正確な事故の経緯を調査する予定だ。
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