式に参加した李晟周(イ・ソンジュ)駐ジュネーブ大使は演説を通じ、「李前事務局長は南太平洋の島にある小さな病院でボランティアを始めた。行動的な人で、困難な事にも正面から立ち向かい、決してためらわなかった」と振り返った。また、彼は偉大な業績を上げつつも質素な生活を送り、ジュネーブ近くの小さなアパートに住み、小さなハイブリッドカーで通勤していたとエピソードを披露した。
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WHOのチェン事務局長も演説を通じ、「彼は私の前任者であり師でもある」としながら、現在討議している多くの事案について個人的な刻印を残したと高く評価した。また李前局長の業績などを紹介し、「彼はWHOの全組織が互いに対話できるよう働きかけた」と述べた。伝染病の流行時や自然災害の発生時に、こうした相互の意思疎通努力が決定的な役割を果たしたと評価している。
李前事務局長は感染症対策に尽力したことで知られ、鳥インフルエンザ対策にも積極的に取り組んでいたが、任期中の昨年5月20日に脳血栓で倒れ、手術を受けたものの同22日に死去した。
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