暴力団員の摘発件数増加、1年前の4．8倍に

警察庁は18日、昨年12月末から先月末にかけて特別取り締まりを実施した結果、71の暴力団組織と2680人の暴力団員を摘発したと明らかにした。このうち752人が拘束されている。暴力団員の摘発数は、1年前の同期間と比べ4．79倍に増えた。
　摘発された暴力団員には組長31人と副組長16人、暴力団顧問6人が含まれた。年齢別では20代が45．7%、30代が37．5%と、20～30代が大半を占めた。

　規模別にみると、構成員が5人以下の組織が5．6%、6～10人が36．6%、11～20人が18．3%、21～30人と31～40人がそれぞれ12．7%、41人以上が14．1%などとなっている。犯罪の種類は恐喝暴力が60．2%で最も多く、次いで報復暴力・抗争が9．8%、利権介入が5．5%、依頼による暴力が3．1%と続いた。


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