列車試運転、統一展望台訪れた観光客も歓迎

南北を結ぶ列車の試運転が行われた17日、江原道高城にある統一展望台を訪れた観光客は、南方限界線を超え韓国側に向かってくる試運転列車を見て手を振りながら歓迎した。非武装地帯（DMZ）に進入する列車がかすかに見えると歓声を上げ、一部の観光客は展望台に設置されている望遠鏡で列車の姿を見ていた。

　全羅北道群山から来たというキム・ミョンシクさんは、「北朝鮮の列車を見て妙な気分になった」とし、試運転だけでなく、いつでも往来できる日が早くきてほしいと述べた。

　江原道高城郡のパク・ソンオプさんは、列車を見るために義父を連れて来たとし、南北を結ぶ列車に乗れる日が早くきてほしいと感想を述べた。

　また、修学旅行で統一展望台を訪ねたという女子中学生のチェ・インハンさんは、「北朝鮮の列車は生まれて初めて見た」と興奮気味に話し、ここに来られなかった友達に自慢したいとほほえんだ。

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