ソマリア近海で武装グループにより拉致された韓国人4人が乗船する漁船2隻が、現在ソマリア国内の港に停泊していることが把握された。外交通商部が17日に明らかにした。韓国人4人を含め船員はいずれも健康で安全な状態だと、漁船の船主から駐ケニア韓国大使館に知らせが入った。
 政府は事件の後続対応として、ケニアとタンザニア政府に協力を要請するよう現地公館に指示するとともに、中国、インドネシア、ベトナム、インドなど、韓国人とともに自国民が拉致された国と情報を共有し、解放に向け緊密に協力する方針だ。また、駐米国、駐英国大使館にも関連情報収集に協力するよう指示している。駐ケニア大使館に設置された現場指揮本部ではソマリア大使と面会し、船員の早期解放に向けた努力を求めている。また外交通商部は、ソマリア、ケニア、タンザニア政府に宋旻淳(ソン・ミンスン)長官名義の協力要請書簡を送る予定だ。

 一方外交通商部によると、拉致漁船の船会社はタンザニアの現地法人で、船主は韓国人と確認された。


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