バレエ「ジゼル」(国立バレエ団提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
バレエ「ジゼル」(国立バレエ団提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国で首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に再び新型コロナウイルスの感染が拡大している影響で、公演の中止や延期が相次いでいる。 ソウルの芸術文化施設「芸術の殿堂」で来月3日に開かれる予定だったコリアンシンフォニーオーケストラの演奏会が中止となった。 コリアンシンフォニーは29日、「首都圏での新型コロナウイルス感染者の急増を受け、感染拡大防止や観客の安全のためにやむを得ず中止を決定した」と説明した。 国立劇場も政府の決定に従い、来月14日まで劇場専属団体の公演と公演芸術博物館の展示を中止する。 政府は28日、ソウル近郊の京畿道富川市にあるインターネット通販大手「クーパン」の物流センターで新型コロナウイルスの集団感染が発生するなど、感染が再び拡大していることを受け、来月14日まで首都圏の公共施設の運営中止を決定するなど、防疫体制を強化する方針を発表。国立劇場など国立文化芸術施設も2週間の休館に入る。 来月10~14日に芸術の殿堂のオペラ劇場で行われる予定だった国立バレエ団の定期公演「ジゼル」も延期となった。
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