海洋警察庁が16日に明らかにしたところによると、特殊救助要員10人を含む60人が搭乗する3000トン級警備鑑「太平洋5号」は、事故海域に向け15日午後4時ごろ仁川海洋警察埠頭を出発したが、中国側から16日午前0時30分ごろ「中国海域進入不許可」の通達を受けた。このため現在は白ニョン島付近の海上で待機している。先に出発した1500トン級の警備鑑は15日午後8時過ぎに事故海域に到着し、捜索作業を行っている。
中国側は、警備鑑による捜索は許可するが、ヘリでの捜索は許可できないとの方針を示しているという。海洋警察庁は中国当局に対し引き続き、太平洋5号の事故海域進入を要請していく考えだ。
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