“同性選手にセクハラ“韓国ショートトラック選手、1審で罰金刑(画像:news1)
“同性選手にセクハラ“韓国ショートトラック選手、1審で罰金刑(画像:news1)
トレーニング中に同性選手にセクハラ行為をしたとして裁判にうつされたショートトラック元韓国代表のイム・ヒョジュン被告(23)が1審で罰金刑を言い渡された。

イム・ヒョジュン の最新ニュースまとめ

 ソウル中央地裁は7日午後、強制わいせつ容疑で在宅起訴されたイム被告に罰金300万ウォン(約27万円)、40時間の性暴力治療プログラム履修が命じられた。

 判事は「被告人は、全体的に冗談目的以外の他の意思はなかったと主張しているが、被害者は他の選手の前で性的羞恥心を感じたと見られる」とし、「冗談の通じる雰囲気で行動したとしても、被告人の行動によって被害者が性的羞恥心を感じるだろうという事実は事前に認識できたはず」と判断。また「強制わいせつの要素は加害者の興奮や満足といった主観的目的までは必要なく、故意だけで成立可能」とした上で、「当時の防犯カメラを見ると、被告人の謝罪をする姿は見られず、ダンスを踊るなどの動作もあった」と説明した。

 ただし、判事は「被告人の主張するように、冗談半分だった意思も一部は認められ、懲戒処分も受けると見られる」とし、「検察が求刑した懲役刑の執行猶予処分は、適切ではない」と量刑理由を明かした。また職業と年齢を考慮し、就業制限命令も下さなかった。

 2018平昌冬季オリンピックの男子ショートトラックメダリスト=イム・ヒョジュンは昨年6月17日、鎮川(ジンチョン)選手村で実施されたトレーニング中、後輩でありメダリストのファン・デホン選手の着衣を脱がせるなどした。この行為で羞恥心を感じたファン・デホンがこれをセクハラ行為として大韓氷上競技連盟に届け出、調査に入った。


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